カテゴリ
全体 Loggia/ロッジア 『石目』について ぼくの本 詩集未収録作品集 詩 歌・句 書物 森・虫 水辺 field/播磨 野鳥 日録 音楽 美術 石の遺物 奈良 琵琶湖・近江 京都 その他の旅の記録 湯川書房 プラハ 切抜帖 その他 カナリス 言葉の森へ そばに置いておきたい本 未分類 以前の記事
2023年 11月 2023年 10月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 more... フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
ライフログ
検索
タグ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
今回の湯川書房の展覧会を記念して、湯川さんの書いたエッセイ『私の本作り』(「銀花」14号〈1973年刊〉)に、柄澤齊、戸田勝久 、岡田露愁、望月通陽の4人のオリジナル作品4点を綴じ込みにした60部の限定本『私の本作り』(皓月書林刊)が作られた。 版元名の《皓月書林》の由来は次のごとく記してある。 「版元名の皓月書林は李白の『友人會宿』を典拠に名付けられた。湯川スクール、と言って差し支えないだろう私たちの會宿に亡き人を招き、詩文にあるごとく、「良宵宜清談 皓月未能寝」のひとときを追憶したいとの思いから本書『私の本作り』は企てられた。皓月書林は湯川成一の生誕日にこの一冊を開版し、その日に閉じられる。」 今日は3月24日、湯川さんの生誕日、まさに《皓月書林》開版の日であり、消えゆく日でもある。 掲げたのは、戸田さんの作成したパンフレット。ここに詳しい特装本の概要が記してあるので、参考までに。(限定本は既に完売らしいが、普及本が《プチボワ》でまだ求めることができるかもしれない。このパンフレットにもあるように、特装本には、別冊の冊子が付いていて、4人の湯川さんの思い出を綴った文章が載っている。どれも湯川さんへの深い感慨があふれていて胸を打たれる。実はぼくもそこに湯川本へのオマージュ『皓月』という詩編を書かせてもらった。普及本は、それらを一冊にまとめてある。 以下は、限定本『私の本作り』(皓月書林)の書影。
by loggia52
| 2010-03-24 21:54
| 湯川書房
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||