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そこへ行く途中に寄り道をして、砥峰高原のススキを見に立ち寄った。 ここは、かつては山深い秘境で、少し北の生野高原とともに、昆虫採集の有名な採集地だった。古い「昆虫採集地案内」には、砥峰高原登山口の川上から、砥峰、峰山高原にかけての採集昆虫の紹介がでていた。その本のコピーを持っていたが、今はもうどこにあるのやらわからないが、「高原に出ると・・・・・が饒産し・・・」、などと昭和36年あたりの採集黄金時代の片鱗をうかがえたが、今は麓に関西電力の巨大な水力発電所ができて、道路が整備され、当時の面影はどこにもない。砥峰まではすいすいと車で上ることができる。標高900mぐらいのススキの高原で、一部湿原になっていて、野生のノハナショウブの群落でも知られている。かつては、ウスイロヒョウモンモドキもいたらしく、15年ほどまえは、それを求めてネットを持った蝶屋がうろうろしていた。今は、ほとんど誰もチョウを採りにはこない。 高原の西側には遊歩道がないので、こうやってひっそりと静かなススキの原が続いている。しばらくぶらぶら歩いた。 まあ、こんな日もある。
by loggia52
| 2010-10-11 22:26
| 森・虫
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