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その会期中の12月18日(土) 14:00~ 藤原安紀子さんの詩の朗読と加納光於氏とのトークがあるようだ。 11 月に神戸であった現代詩のセミナーでも、少し朗読なさったが、彼女の朗読は、《場》ないしは《空間》をあらかじめクリアにしないと、なかなかそのクリエイティブな力がわかりずらい。言い換えるなら、彼女が詩を書く行為と、詩を声にする行為とはまったく切り離された表出行為であるということだ。一般的には、詩の朗読というのは、ことばで書かれた作品を声に置き換えて読むというものだが、藤原安紀子の場合は、そうではない。詩を書くことが文学的な創造であるとするなら、彼女の朗読は、声という身体の表現、もしくは身体と音楽の融合した何ものかである。《声の身体舞踏》とでも呼ぶべきものだ。彼女の朗読に、あらかじめ、そのためのクリアな《場》が必要であるゆえんである。
by loggia52
| 2010-12-11 10:48
| 詩
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