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佐々木幹郎氏の講演は、そのあと、写真家の畠山直哉氏の心にせまる写真のお話、、劇作家の宮川章夫氏の劇のこと。 そして、《ことばのポトラック》で、幹郎さん、高橋陸郎さん、谷川俊太郎さんが、詩の朗読をなさったときの話へ。 《ことばのポトラック》は大竹昭子さんが呼びかけて、東日本大震災後の3月27日に「ことばを持ち寄るこころみ」を、渋谷の《サラヴァ東京》で始められた催し。今までに7回開かれているようだが、幹郎さんはこの第1回の3月27日に参加なさっている。そこで読まれたのが、彼の新詩集『明日』に収録されている『鎮魂歌』と表題作の『明日』。 《ことばのポトラック》の第6回に、この3人の詩人の朗読があった。 そこで谷川俊太郎さんが朗読なさったという「遠くへ」という詩を、幹郎氏が朗読。 遠くへ 谷川俊太郎 心よ 私を連れて行っておくれ 遠くへ 水平線より遠く 星々よりももっと遠く 死者たちと 微笑(ほほえ)みかわすことができるところ 生まれてくる胎児たちの あえかな心音の聞こえるところ 私たちの浅はかな考えの及ばぬほど 遠いところへ 心よ 連れて行っておくれ 希望よりも遠く 絶望をはるかに超えた 遠くへ 幹郎さんの「明日」(「あした」と読みます)は、ぜひに、詩集『明日』(思潮社)でどうぞ。
by loggia52
| 2011-12-05 00:19
| 詩
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