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東の友が来るときは、かならず西明石で迎え、魚の棚まで連れてきて、魚やタコを品定めして拙宅へということに決まっていた。東の友というのは、美術家の柄澤齊さんや、望月通陽さん、リュート弾きのつのだたかしさん。彼らはことごとく包丁を握り、魚をさばき、料理をものする。ぼくはそちらはまったくダメで、家に出刃すらなかった。播磨・下村の穴子の美味なことは、当時茅ヶ崎に住んでいた柄澤氏から教えられたという始末である。 魚を明石で仕入れて、拙宅で料理を。柄澤さんやつのださんの、手際のよい包丁さばきや、味付けの妙は、ほれぼれとするほど。お酒は、ビールから始まって、こちら播磨の地酒の富久錦や、柄澤さんもちこみのワイン。歌仙を巻いたり、望月さんとは漢詩を作り合ったことがある。墨で即興の絶句や律詩を書くのだが、もちろん我流。押し入れのどこかに、その時の紙片が埋もれているはずである。 別れる時も、大概は明石。電車の時間まで、駅前の料理屋や居酒屋でいっぱいやるのだが、電車の時間はすぐにやってくる。名残おしいので、駅に行って切符をキャンセルして次の新幹線の切符をとって再び居酒屋へといったあんばい。 明石に来ると、そんな昔のことが思い出される。
by loggia52
| 2012-10-12 00:24
| 日録
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Comments(1)
Commented
by
F
at 2012-10-12 08:47
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v亡父が親代わりになって育てた姪の子に姫路からお嫁さんが来ました。挨拶に来られたお嫁さんの手土産が「あなご」でした。「うなぎ」より下と思っていましたが、その美味に驚き、以後ウメダの百貨店に出店している「あなご」のお店で求めて帰る日が再々、この百貨店、最新築して来月全面オープン。「あなご」を買って帰ろうかな。
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