カテゴリ
全体 Loggia/ロッジア 『石目』について ぼくの本 詩集未収録作品集 詩 歌・句 書物 森・虫 水辺 field/播磨 野鳥 日録 音楽 美術 石の遺物 奈良 琵琶湖・近江 京都 その他の旅の記録 湯川書房 プラハ 切抜帖 その他 カナリス 言葉の森へ そばに置いておきたい本 未分類 以前の記事
2023年 11月 2023年 10月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 more... フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
ライフログ
検索
タグ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
午後は、詩人の北川透氏を招いての《いま、詩は何処で生きているか》という演題で講演を拝聴。明晰、明快な語り口で、「新体詩抄」から話しをはじめて、現代詩がその明確な尺度・基準を作り得ず、好き勝手に《詩》を作るという状況に至るゆえんをまず説かれたあと、現代詩の書き手たちがどうやって詩のフォルムとスタイルを獲得していったかを、吉本隆明「少年期」、入沢康夫「季節についての詩論」、平田俊子「ネンブツさん大忙し」、井坂洋子「返歌 永訣の朝」などの作品を挙げて胸のすくような解説とそれらの詩の要諦をつかみながら語られた。予想以上の参加者があり、熱の籠もった講演会の雰囲気は快かった。 その熱気を持ち越して夕刻からは神戸三宮のミュンヘンで懇親会、さらに2次会へ。参加者には詩に限らず、短歌、俳句の書き手もいて、北川さんをまじえての、なかなか興味深い話題で和やかな時を過ごした。北川透さんには、改めてお礼を申し上げたい。 なお、この催しは、例年今頃に開催しているが、昨年は小池昌代さんを招いて講演会を催した。
by loggia52
| 2013-10-21 20:43
| 詩
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||