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隣町の加東市にある朝光寺本堂もそのうちのひとつ。いつも登る三草山のふもと、わかりづらい山里の奥にある。 3日に参詣したのだが、昨夜来の雪が、午後になってもまだ境内に残っていた。 室町時代の《折衷様》と呼ばれる様式の本堂。日本古来の建築様式である和様に中国から伝えられた禅宗様が加えられた様式という。正面七間、側面七間という堂々とした本堂。敷地面積が広くないので、これをすべておさめた写真を撮るのはむずかしい。(上の写真は、手前の三門の庇が写り込んでいるが、そうしないと、全体が入らない。)床がとても高く、がっしりとした柱がこの大きな本堂をゆるぎなく支えているのがわかる。 実は、話はここから。ここの本尊は、2体あって(そのこと自体も不思議なことだが)、いずれも十一面千手千眼観世音菩薩立像なのだが、その内の一体が、京都の三十三間堂のあの千一体の千手観音の一体なのだ。三十三間堂の千手観音は124体が平安時代、残りが鎌倉時代の像なのだそうだが、一体だけ室町時代のものがあるという。それが、朝光寺に移されたもののかわりに補充されたものと言われているようだ。しかし、なにゆえに、三十三間堂からその一体が朝光寺に移されたかはわからないらしい。あるいは、室町時代の播磨の守護であった赤松氏がなんらかのかたちで関わっていたののかもしれない。ただ、その本尊は秘仏で見ることはできない。 国宝でありながら、外陣には拝観料もなく入ることができる。正月3日にもかかわらず、誰にも出会うことはなかった。ひっそりとした播磨のお寺。
by loggia52
| 2015-01-05 21:37
| 美術
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Comments(1)
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