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神戸に来ると、以前にここで書いた宇仁菅書店と口笛文庫をのぞいて安曇野で珈琲をいただくというのがぼくの定番になってしまった。今日は、今福龍太の「荒野のロマネスク」(筑摩書房1989年)などを買った。 すると、なんと60軒あまり紹介されている店のトップが「直珈琲」だった。ちょっと本から引用してみよう。 「二〇〇八年の夏、京都・姉小路通で、蒐集家向けの限定本で名高い湯川書房がひっそりと幕を閉じた。ご主人が亡くなられたと聞いた。しばらく空き家となっていた書房跡地に、同じ年の暮れに誕生したのが直珈琲である。店主の渡辺直人さんがひとりカウンターに立ち、お客さまを迎える。」 愛読書はと聞かれて、三島由紀夫の「美しい星」と答える26歳の若い店主である。写真もふくめて8ページ、たっぷりこの珈琲店について書いている。川口さんは東京の人らしいが、よほどこの店がお気に入りなのだろう。湯川書房の跡に、湯川さんが好きだった珈琲店が入ったのは奇しき縁だが、どうやら京都へ行った時は、三月書房と直珈琲がぼくの定番になりそうだ。
by loggia52
| 2009-11-23 09:40
| 書物
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