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第三部は、小池昌代さんと山田兼士さんのトーク。小池さんの小説をぼくはわりと読んでいるほうだと思うが、とりわけ『裁縫師』の表題作は、実にぞくぞくするようなエロティシズムとその密室的な空気感に強く魅かれた。ああ、彼女も小説に転向してしまうのかなと、一抹のさびしさも感じたりしたが、今日のお話をうかがって、「うたう」ことへの渇望を強くもっていらっしゃるとのこと、詩への強い思いをうかがえてほっとしたりもした。 懇親会と、そのあとの二次会にも顔をだして、濃密な大阪の夜の時間を過ごした。帰りは、季村さんと細見さんといっしょだった。
by loggia52
| 2010-11-28 01:25
| 日録
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