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気のせいか、パンをちぎって、ワインを口に含んでいると、何か気持ちが集中してくる。このうような素朴な堅いパンは、食物であるよりも、何か精神的な糧の暗喩のように感じられる。何かを産むまえのストイックな儀式のような。 「ポエジーは認識、救済、力、放棄である。世界を変えうる作用としての詩的行為は、本質的に革命的なものであり、また、精神的運動なるがゆえに内的解放の一方法でもある。ポエジーはこの世界を啓示し、さらにもうひとつの世界を創造する。選良の糧(パン)であり、同時に呪われた食物である。それは孤立させ、また結合させる。旅への誘いであり、故里への回帰である。インスピレーションであり、呼吸であり、筋肉運動である。・・・・・」 オクタビオ・パス『弓と竪琴』が、岩波文庫になった。それを今日買ってきた。その序文の冒頭の部分。 何かぞくぞくするような書物である。
by loggia52
| 2011-01-15 23:46
| 書物
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