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![]() 大津波は、ことばをも襲った。あらゆることばが、大津波に飲まれた。このブログのこれまでの空白は、ことばが流されて跡形ものこらなかったという、その空白。そして、言うまでもないことだが、ことばを襲った津波は、実際の津波からズレて、今もなお、ことばを飲み込んでいる。 4月になった。ことばのリハビリを少しずつ始めようと思う。 このダイサギの写真は3月12日に、散歩道近くの池で。静かに晴れた朝。水輪がにじむように光を受けているが、下りたってしばらくのすがた。 ![]() 詩は、極端に言えば、この2枚目の写真のように、本来は見えない世界の像をことばで差し出すことではないかと考えていた。それは今もかわらない。しかし、一枚目の、水輪を周囲に広げながら、細長い首をすっと立てて、静かにたたずむ、このごく見慣れたすがたの像のなかに、ほんとうはことばで取り出すべきものが潜んでいるような気がする。あたりの蘆や水面の微妙な表情の深みも、この静止した鳥のすがたを媒介して、はじめてぼくの世界との交信が可能になっているように思われる。
by loggia52
| 2011-04-03 11:16
| 日録
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Comments(2)
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