|
カテゴリ
全体 Loggia/ロッジア 『石目』について ぼくの本 詩集未収録作品集 詩 歌・句 書物 森・虫 水辺 field/播磨 野鳥 日録 音楽 美術 石の遺物 奈良 琵琶湖・近江 京都 その他の旅の記録 湯川書房 プラハ 切抜帖 その他 カナリス 言葉の森へ そばに置いておきたい本 未分類 以前の記事
2024年 04月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 more... フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
ライフログ
検索
タグ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
![]() 丹波の山間、立杭焼きで名高い旧今田町(今は篠山市)に最近できた温泉だが、見晴らしのいい高台にあって、ゆっくりとくつろげる。なにより、山歩きに疲れた身体が、翌日にはすっかり元通りになった気がするのがリピーターになった要因。 温泉は好きだが、そう長くは浸かっていない。湯からあがって座敷で静かにぐずぐずと過ごせる温泉を探していたのだが、ここがちょうどよいのだ。ただし、朝一番に行かないと、静かにくつろげない。本を一冊持って行く。 ![]() 「ここに練り絹のような感触を持ったエッセイがある。読む悦楽をこれほど味わわせてくれる書物はない。」 あの上野千鶴子さんにそう言わしめたエッセイなのだから、これは余程のことであると、この本を探したのだが、元版はもちろん、平凡社ライブラリー版も今は手に入らない。かろうじて、隣町の図書館の《書庫》に眠っていた。写真がその本である。 上野千鶴子の絶賛のフレーズをもう少し。 「歴史、文芸、芸術、音楽、映画などに対する深い造詣と、それを生きた経験にする繊細で豊かな感受性。それに加えて辛辣さと皮肉、そして不逞な精神。それらをあますところなく伝えるすぐれた言語感覚。パートナーの加藤周一さんを『知の巨人』と呼んだひとがいたが、これほどの才女を、なんと呼べばよいのだろう。」 この手放しの賛辞は尋常ではない。上野千鶴子の太鼓判にたがわず、心地よい読書の時間を過ごすことができた。これについてはまた別の機会に。 それから、この温泉のある旧今田町は、平凡社の創業者、下中彌三郎の生誕地で、その顕彰碑があるというのが、温泉のパンフレットに載っていた。どうでもいいことだが・・・。ついでに、平凡社ライブラリーで、『ヴェネツィア暮し』を、是非重版してもらいたいものだ。これはどうでもいいいことではない。ライブラリーの編集長にこの声が届けばいいのだが・・・・。
by loggia52
| 2011-08-17 20:51
| 日録
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||