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温泉から帰って、柳田国男の『雪国の春』を読み終える。「雪国の春」というタイトルだが、その柱になっている『豆手帖から』が、大正9年8月初旬から9月にかけての旅に材をとったものだから、今は、ちょうど柳田が東北を歩いた季節にあたる。柳田がえがいた大正期の東北の夏から秋にかけての風景が強く印象に残っている。この深い読後感をはそのうちに書きたい。 今年なくなった吉田秀和、ブラッドベリの本を夏休暇のあいだに読みたいと思っていた。吉田秀和は、学生のころ読んだ『ソロモンの歌』(1970年)が最初。それから次々に著書を読んだ。大きな影響を受けた人のひとり。第一期の全集がでそろったころから遠ざかったので、以後の作品はあまり読んでいなかった。なかでも美術評論はいつかじっくり読んでみたいと思っていた。まず、『調和の幻想』、『トゥールーズ=ロートレック』、『セザンヌ物語』という、1980年代の三部作を読む計画。今は『調和の幻想』を読了したばかり。おもしろい。 ブラッドベリは、初期の作品集を再読することにしているが、これはまだこれから。
by loggia52
| 2012-08-21 08:39
| 日録
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