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このあたり一帯は明治36年に『内国博覧会』という万博のような博覧会が開かれ、その跡地が天王寺公園と、『新世界』と呼ばれる歓楽街となった。そこに建設されたのが初代の通天閣だったという。パリの凱旋門の上にエッフェル塔をのせたデザインの塔だったというからすごい。 庶民の街、大阪を代表する繁華街のひとつだろう。一歩中にはいると、なんとも独特の雰囲気。派手な看板が建ち並び、串カツ屋が林立する。あちこちに串カツ屋の呼び込みが立っている。 かつてはニューヨークにあるルナパークのようなモダンな遊園地があり、通天閣(ただし初代通天閣)とルナパークを結ぶロープウェイが、ビリケンさんとともに名物だったとか。それから飲食店や映画館、芝居小屋、さらには遊郭まで近くにでき、一大歓楽街となったらしい。明治の終わりから大正、昭和にかけてのころの話である。
by loggia52
| 2013-06-19 23:13
| その他の旅の記録
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Comments(3)
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