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![]() ブクステフーデの音楽はなんとなく聴いたことがあるという程度だったので、ちょっとしっかり聴いてみようと思い、幾枚かのCDを取り寄せた。 まずは、よく知られた連作カンタータ《我らがイエスの四肢》。クイケンのラ・プティットバンドの演奏。十字架に磔けられたキリストの身体の部分、すなわち、「足について」「膝について」「手について」「わき腹について」「胸について」「心について」「顔について」という7編の聖書から採られた句や中世に作られたラテン語の詩をテクストにしているようだ、キリストの受難のさまを描いて、ひたすらイエス・キリストの痛苦を我が身に受けとめるといった内容か。 それぞれのカンタータは短い器楽のソナタがまずあって、声楽コンチェルト(声楽のアンサンブル)、次に通奏低音付きの独唱アリア、おしまいが再び声楽コンチェルトという形式。ひとつのカンタータが10分までというすっきりとしたかたち。 簡素で、たんたんと進んでいく、劇的な演出もないのだが、逆にそのぶんだけ、歌(声)は強くて美しい。祈りの空間特有の張り詰めた静かな空気をけっしてそこなわない音楽だ。とくに各アリアの部分は美しくて瞑想的。キリストの受難をテーマにしているが、バッハの受難曲とはまるで違う。このCDには「我らがイエスの四肢」のあとに「安らぎと喜びもてわれは逝く」という曲も入っている。彼の父の死ン際して演奏されたものだという。天上的な音楽だ。 バッハのカンタータをイメージすると、少しブクステフーデのこの曲は物足りないかもしれないが、ぼくには十分新鮮な音楽に聞こえた。 もうすこし他のカンタータも聴いてみたい。
by loggia52
| 2014-02-13 21:15
| 音楽
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Comments(2)
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