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それは、犬島本島の西にある犬ノ島という島にあり、犬の形の巨岩をまつってある。 犬ノ島は、化学工場の私有地のため、ふだんは渡ることはできないが、5月3日の「犬石様のお祭り」の日だけは自由に参拝できるのだ。 犬石は、島を上り詰めた崖の上にある。鳥居が設けられている。 ひっきりなしに参拝者がやってくるのだが、見ていると多くの人が、懐かしそうに、犬石にさわっては、感慨の声をあげる。おそらく、島を離れている人たちが、年に一度の犬石宮にお参りするために帰島してきたのだろう。帰る渡船のときにやっと気づいたのだが、その老人の表情がさっきの渡るときの不機嫌なのとはうってかわって上機嫌である。みると、ぼくたち家族のほかは、そうやって久しぶりに犬島に帰ってきたなじみの人たちばかりなのだ。声をかけられ、それに応えて冗談をたたく表情が、とてもいい。
by loggia52
| 2015-05-08 23:51
| その他の旅の記録
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