|
カテゴリ
全体 Loggia/ロッジア 『石目』について ぼくの本 詩集未収録作品集 詩 歌・句 書物 森・虫 水辺 field/播磨 野鳥 日録 音楽 美術 石の遺物 奈良 琵琶湖・近江 京都 その他の旅の記録 湯川書房 プラハ 切抜帖 その他 カナリス 言葉の森へ そばに置いておきたい本 未分類 以前の記事
2024年 04月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 more... フォロー中のブログ
最新のコメント
メモ帳
ライフログ
検索
タグ
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
(それぞれの画像は、クリックすると大きくなります)
![]() ![]() ブナの実は「堅果」、つまりは熟しても割れない、堅い種。ミズナラやコナラなどのどんぐりも堅果である。堅果は「殻斗(かくと)」を伴う。上の写真のミズナラのどんぐりで言えば、帽子にあたる部分が殻斗。ところが、ブナの殻斗は、堅果をすっぽりと隠してしまっている。 ![]() ブナの実は、ミズナラやコナラなどの他のブナ科の堅果とは全く違ったかたちをしている。ちょうど、ソバの実と形が似ていて、三稜形(角が三つある形)と図鑑にはある。下の写真でおわかりのように、左はブナ、右がソバの実。 ![]() 山形でブナの森とそこに暮らす生物の研究をしておられる永幡嘉之さんのblogに、ツキノワグマの糞の写真が出てくるが、そこにはブナの堅果がいっぱい混じっている。 よく知られるように、ブナは5年から7年に1回の割合で、大量に実を落とす。それによって森の生き物の数が増えるのだが、そのあとは、極端に不作の年が続く。そうやって、森の生き物の数をコントロールしているという。 今年は豊作のように見えるが、どうなのだろう。それにしても、ミズナラのドングリと比べても、小さな実である。クマが、それを食べるのは、落ちた実なのだろうか、それとも木になっている状態のものを、殻斗も含めて食べるのだろうか。 ![]()
by loggia52
| 2015-10-19 21:20
| 森・虫
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||