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写真中央の地肌が剥き出しになっているところがその造成地。目を凝らしてみないとわかりにくいが、すぐその右側にため池の一部が見えている。(ぼくの車も造成地のすぐ下のあたりにぽつんと小さく見えている)このため池は、造成地の向こう側にまで続いていて、後で確かめると、池のほとりにまで造成されている。 このため池こそ、コハクチョウの飛来地として知られたところで、池のほとりには、コハクチョウの飛来地の南限として貴重な自然であるとまで書いてある。山を下りたところへ、ちょうど散歩している地元の人がいたので尋ねると、メガソーラーができるのだという。 実は、今年、そのコハクチョウがこの池に来ているのを見ていない。暖冬の影響で、遅くなっているのかもしれないと思っていたが、これほどの造成工事(今も重機が入って工事をしているらしい)が、池の近くでなされているのも影響しているのかもしれない。 まして、ここにあのソーラーパネルが敷き詰められたら、空から見れば、相当な反射板となり、鳥にとってはかなりのストレスになるのは間違いない。コハクチョウの渡りとメガソーラーのための造成との因果関係はむろん確かめたわけではない。しかし、コハクチョウの飛来に障害があることについて、事前にそのための調査が行われたのだろうか。 このあたりは、コハクチョウのみならず、ギフチョウの生息する雑木林(今は条例で採集は禁止され、保護活動もなされているが)もすぐその近くに広がっている。 お話を伺った地元の方は、もうハクチョウも来ないでしょう、鳥は敏感ですからと、あんがいあっさりとおっしゃっていたが、実はハクチョウだけではないはず。これだけの雑木林の環境が失われた代償ははかりしれないと思うのだが。 反対側に下りたところにある雑木林の中のコナラ、アベマキの落ち葉の積もった道。
by loggia52
| 2015-12-25 21:21
| 森・虫
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