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![]() 入沢康夫さんがお亡くなりになった。入沢さんの詩論や作品がなければ、ぼくの今の散文スタイルの詩はなかった。中でも、影響を受けた2冊の書物。一冊目は、『詩の構造についての覚え書』。この詩論で、自分の詩の行方を定めることができた。二冊目は、『わが出雲、わが鎮魂』。詩集は、単体の作品の寄せ集めではなく、一つの構造体、構築物として差し出すべきものだということ。これには強い衝撃を受けた。拙いながら『名井島』はそのような詩集にすべく腐心した。 それほど強い影響を受けながら、一度もお話をすることはなかった。 投稿時代に、入沢さんが選をなさっていた『ユリイカ』に投稿したことが一度だけあった。それも記念すべき、初めて書いた散文詩。メモによると、1980年11月号。今手元にないので正確には覚えていないが、評価はあまりかんばしくなかった。やはり「入沢康夫が選者だから」、どうしても意識してしまうのだ。妙な呪縛がはたらいてしまい、2作目はなかなか思うようなものが書けずに、入沢選の『ユリイカ』にはもう送らなかった。 それから投稿先を『現代詩手帖』に変えた。『手帖』に散文詩を送るようになってから、何かふっ切れたように詩が書けるようになった。『ユリイカ』で取り上げてくださった作品は「鳥」というもの。『現代詩手帖』の投稿欄に採られた作品を集めた詩集『胚種譚』(湯川書房1983年刊)のなかに入れてある。 上の写真を撮るために書棚から詩集をおろしながら、そんなことを思い出していた。ご冥福をお祈りするばかりである。
by loggia52
| 2018-12-01 00:09
| 詩
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